生命保険相談のメリット・デメリット

なんとなく必要そうだから、という理由であれこれ保障内容を広げ、多くの保険料を毎月支払うことになってしまった生命保険。日々の生活を圧迫しないためにも今一度見直そう、でも自分で全て解決するのが不安だという場合は、保険会社自体の営業担当者、保険代理店、ファイナンシャルプランナーなどのプロに頼むという形を取ることもできます。

但し、どの方法にも一長一短があります。当然ながら、ファイナンシャルプランナーや保険代理店などのプロに頼めばそれなりの費用がかかってきます。又、保険会社自体に相談というのは、かなり強い営業をかけられる可能性が強い上、他社との比較を公平にすることが難しくなります。

しかし一方、誰に相談すること無く全て自分でやる方法は、保険について勉強する時間が相当かかりますし、素人には思いつかない方法があるのではないか、という不安も拭いきれません。では何を基準に選べばいいのか。保険の見直しに関して最も大切なことは、自分が思い描く将来設計をどこまで具体的に想像できるか、ということです。

「現在、子供が二人いる。そうすると、ここまでは学費がかかることになるだろうし、もし稼ぎ手の自分に何かあったら、大変だ」このように将来起こりえるリスクを細かく描くことができれば、生命保険のどこに重きを置くことが自ずと見えてくるでしょう。つまり、誰かに相談するにせよ、自分で決めるにせよ、「自分が保険に何を求めているのか」これさえはっきり分かっていれば、どの方法を取ったとしても失敗することが少なくなるのではないでしょうか。