生命保険の格付けについて

企業などの信頼度を様々な角度から、特に、財務力や経営状態を中心に、総合的に評価したものを「格付け」と言います。ムーディーズジャパン、スタンダード&プアーズ、格付投資情報センター等々、民間には有名な格付け会社がいくつかあり、生命保険会社に関してもこの格付けが数多くされています。 

格付けでは上はAAAから下はCCCまでの7段階、さらにはそれにプラス、マイナスの記号をつけて、その会社の財務力、生命保険会社であれば、支払い能力なども加味されて表されています。一般的に、BBB以上が安全とされています。またこの格付けの他に、保険会社では、地震などの大きな災害、株の暴落、など突発的に起こりえるリスクに対応できるかどうか、それだけの財力があるかどうかを表す「ソルベンシーマージン比率」というものも発表します。

ソルベンシーマージン比率では、200%を超えていれば、支払いの力があるとされ、安全な企業として認定されます。しかし一方で、過去には200%を超えていても破産した会社もあったり、また設立したばかりの会社は比率が高くなりがちという点もあります。格付け、ソルベンシーマージン比率共に、人の主観が入っているため完全なる公平な基準ではない、そもそも保険を契約した時点から十数年たっても、企業に対しての数字や評価が同じという保障は無い、という短所があります。しかしある程度、現在の会社の状態を知ることができるため、絶対的なものでは無いにせよ、保険を選ぶ際に1つの目安としてこれらをチェックしてみてはどうでしょうか。