本当に、あなたに必要な保険金額の計算方法

まず、あなたが独身なら、とりあえず、医療保険と少しの死亡保険が付いているものでいいでしょう。ウン千万もの保険に入っても、それは、あなたが使えるお金ではありません。高額な保険に加入するより、日々の生活費にまわしたり、貯蓄した方がいいと思います。

単純計算なら、月の給料手取額を、出勤日で割れば、あなたの日当金額がわかります。

 例)

 手取り15万円、出勤日数22日の場合、

 15万円÷22日≒6,819円/日

ですから、養う家族もいなければ、加入する医療保険も、入院1日5000円もあればいいのではないでしょうか?

会社で加入できるものも、ありますし、会社以外にも、県民共済、全労災など、安くて医療も付いた保険もありますので、検討してみてもいいですね。若いうちは、安く加入できますので、保険料も、月2,000円くらいからあります。

また、子供のいない夫婦の場合は、死亡保険1,000万円~2,000万円、 入院日額5,000円くらいの保険に、夫婦各々加入していると安心です。

しかし、奥様が専業主婦の場合は、月々の保険料を抑えるために、ご主人の保険に家族特約として加入しておくのもいいんですが、万が一、離婚した際には、保険がなくなると思っておかなくてはいけません。

経済的に各々、月1万円くらい払える余裕があるなら、夫婦といえども、各々で加入しておいた方がいですね。

または、安い掛け捨ての保険に加入し、その分、貯蓄にお金をまわすのも、生きるお金の使い方ですね。

さて、1番保険が必要な子供のいる夫婦の場合です。

この時期は、人生で一番お金がかかる時です。教育費やら結婚資金などなど必要になってきます。

いろいろな生活パターンがあるので、一概には言えませんが、一家の大黒柱が死亡した際、残された家族の人数によっても、計算方法は変わってきます。

たとえば、遺族が奥様と子供(3歳:1人/15歳:1人) だったとします。

下のお子さんが18才になるまで、15年間あります。

食費を例にとってみましょう。1人1食500円かかったとして、15年間の計算です。

500円×3人×30日×12ヶ月×15年=810万円

食費だけで、810万円必要なのがわかりますね?それに、賃貸なら家賃。生活に必要な光熱費。熟などの学資。子供の成長にあわせて衣類などなど・・・計算すると、あっという間に2,000万円~3,000万円必要だということが、わかってくるはずです。

「私も働くから・・・」と奥様が思っていらしても、それは、健康であるのが前提。無理しては、子育てどころではなくなってしまいます。その辺をきちんと計算して、無駄無理のない保険に加入することが大切です。